事務の求人にも変化が見られるようになっています

女性が大学や高校を卒業してどのような職業に就くかと言うと、かつては事務職に就くことが多かったのです。大企業でこうした職業に就き、結婚適齢期迄腰掛でその間に良い結婚相手を探して寿退社するのがバブル期までの女性の働き方であったと言えるでしょう。ところがこうした働き方はすっかりと影をひそめるようになりました。それは日本人のサラリーマンの平均年収がバブル崩壊後三十年にわたって上昇しなかったので、単に女性は腰掛で事務の仕事をするわけにはいかなくなってしまったのです。
結婚後もずっとその仕事で家計を助けていかなければなりません。そのためバブル崩壊後は急激に事務の求人が激減したともいわれています。求人票を見ていてもかつてほど給与などの待遇も良くなく、手取り13万円程度で働く人も多くなっているのです。そして最近特に求人票の変化を感じるのが、事務職の働き方も大きく様変わりしているというものです。
それは新型コロナ感染拡大をきっかけに激しい変化が見受けられるようになりました。感染拡大時期は、ソーシャルディスタンスや三密回避の観点からリモートで在宅で仕事を遂行するようになったのです。このような働き方は意外と事務所や通勤費などの経費節減になり、仕事のクオリティも変わらないことからアフターコロナ後もリモートを導入する会社が多くなっているのです。結果子育てのママや、持病を抱えて療養している方、身体や知的に障害のある方でもこの職業に就きやすくもなって居ます。
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